わたしの思い出の味: おばーのラフテー!簡単にアレンジ料理
こんにちは!
今回はお題スロットルで回しまくってて一瞬見えたので、書いてみよう!
タイトルからわたしの祖母はもう亡き人みたいに思った方は申し訳ないが、めちゃくちゃ元気な86歳です。
何度もおんなじことを聞いてくるが、大きな家と土地をほぼ一人で管理し(子家族や孫など家族の助けを要することもあるが、ちゃんと対価を払ってやってもらっている)、人付き合いを怠けず、さらに小さな商店も営んでいる。
ものすごい元気!
少し話は変わって、わたしは沖縄出身で県外とはちょっと食文化が違います。
沖縄料理はとっつきにくいとか口に合わないという方もいるかもしれませんが、だれでもできるので試してみてください。
もくじ
- 思い出の味紹介
- 作り方
1.思い出の味紹介
うちではお正月やお盆(ちなみに沖縄では旧暦の考え方が殆ど)には、紅白のかまぼこや煮つけ、ラフテーなどを重箱につめたもの。
この重箱がお正月にはおせちみたいな役割になります。
それと、巻き寿司や肴、つまんで食べるようなものをオードブルにしてお供えします。
これは祖母のトゥシビー(85歳の祝い)で作ったものだが、オードブルはこんな感じ。
ちなみに写真はいつもより少し豪華なタイプです(笑)
この写真の中で珍しいものをあげると、手前オードブルの上部、揚げ物の右のもの。
ターウム(田芋)といわれ、芋の一種で砂糖で煮てトロトロにして食べるのが一般的ですが、わたしの母が作るものは素揚げにして砂糖醤油にくぐらせるのが楽なのでこの調理で出てきます。
大概のものはレンジで温めて後日食べれば何ら問題はないんですが、ラフテー(うちは脂身が好きでない人が多いので、赤身8割で作りますが)は多く作る上になかなか減らない!
そこで、味がしみ込んでみんなが飽きてきた3日後くらいにラフテーの入った鍋に葉野菜(キャベツや白菜)、これまた重箱要員の残りがちなあげどーぷ(厚揚げ)を入れて軽く沸騰した状態で10分煮詰めて完成する、何とも簡単なおかずが出てくるのが定番です。
よく祖母が作ってくれて、代々受け継がれています。
おいしいく、お肉も野菜もいっぺんにとれる、お正月やお盆で飲み疲れしているうちにはなにより楽でありがたい逸品です。
2.作り方
上記では葉野菜やあげどーぷを入れて煮詰めるだけと書きましたが、まずラフテーがないことには始まらないので、作り方をまとめます。
ちなみに目分量で作るので好きなだけ作ってください(笑)
この作り方はラフテー単体で食べた後のアレンジレシピを兼ねて書いています。
材料
・三枚肉(脂身が苦手な方は豚肩ロースでも可)
・水(下茹で用)
・調理酒 or 日本酒(アレンジレシピは食べない方は泡盛でより沖縄風に)
・かつお出汁
・醤油・砂糖
作り方
1 肉の下茹で
三枚肉を塊のまま深い鍋に入れて、肉が浸るくらい水を注いだら強火で一気にゆでる。
量によって下茹での時間が変わるが、実家の通常量(肩ロース1kgと三枚肉200~300g)では1時間茹でている。
2 肉を洗う
茹でると灰汁が出るので、鍋から茹で汁ごとザルに流して水道水で流しながら肉を洗う。
もちろんアツアツです!!!粗熱をとってからでも大丈夫なので、火傷にはご注意を!!!
3 肉を切る
好みの厚さに肉を切っていきましょう。
だいたい1cm、2~3cm幅などさまざまな大きさに切っておくと良い。
厚め幅はラフテーをで楽しめて、1cm幅のものはアレンジレシピに残しておくとのちのち切らなくていいので楽。
このとき、中が赤く残っている部分があっても構いません。
4 調味料をすべて合わせて火にかける
深めの鍋に切った肉を先に入れる。
かつお出汁を肉の半分より気持ち多めに、
残り5割を調理酒 or 日本酒2割と醤油3割で入れる。
砂糖はお好みで味付けした方がよいので、味見をしながら♪
ただ、醤油は薄すぎないのが沖縄風。
5 煮る
落し蓋をして30分程度煮る場合は一旦冷まして、もう一度火にかけると味が比較的しみ込みやすい。
すぐ食べたいという方は、圧力鍋か炊飯器を使った方が手っ取り早いです。
以上がうちの作り方です。
調味料は本当に適当なので、お好みに合わせて調節してください。
そして、作りすぎた~もう飽きたよ~という方、絶対出てきます!
(無理やりか)
そのときに、そうアレンジ料理!
葉野菜や厚揚げでなくても豆腐、キノコなどいれて楽しんでください!
本日の投稿は、
わたしの思い出の味:おばーのラフテー!簡単にアレンジ料理
でした!
最近Twiceがかわいい!