ストレスの多い社会でストレスを上手く受け入れる思考
お久しぶりでーーーす!!
(1年の間に2回も)転職してとても忙しなくなんとなく生活していたらあっという間にお時間も経つものですね...。
最近合間の時間に本を読んでいてハマった本があるので、そちらを紹介&内容で自分が実践していることがあったのでそれを共有したいと思います〜。
最近読んでいる本は、
『Think Clearly ーロルフ・ドベリ』
彼はスイス生まれで作家・実業家の肩書を持つ方です。
この本を読む前は「Think Smart」を読んでいました。
どちらも一言で片付けてしまえば自己啓発本と言えますが、内容は最新の研究に基いて時に面白く、冗談を交えながら“より良い人生を送る方法(思考法)”を紹介しています。
お堅過ぎる内容ではないので一度、暇な時に読んでみようくらいで手にとってみて下さい。
読み進めるとどんどん手が進みます。
ところで、今回トップに書いたストレスの多い社会でストレスを上手く受け入れる方法とやらですが、ここでいうストレスは仕事内での上司の八つ当たりストレスなどではなく、
日常の小さくもなんか引きずってしまうストレスのことです。
例えば私は急いでいるのに前を歩く人が異常に遅いとか。
しばらくしたらまぁ忘れていることも多いのですが、それによって約束に遅れてしまったなど別のストレス要因になったりしますよね。
それに対して遅れてしまったという事実は変えられなくても考え方を変えれば少しだけ気持ちが楽になるのではないかということです。
本の中に『メンタルアカウンティング』という言葉が書かれています。
心の錯覚のトリック「メンタルアカウンティング」
自分のふところからお金を支払わなければならないときに、どれほど抵抗感を抱くかは、その「お金の出どころ」によって違う。
それは、心の錯覚を利用した一種のトリックといえ、心理学では「メンタルアカウンティング(心の会計)」と呼ばれている。
これはどういうことなのかというと、たとえば同じお金でも、「道ばたで拾った100ユーロ札(一万円札)」なら、「働いて稼いだお金」より、気軽に無造作に使うことができる。
そしてその少し後にこの様な例が書かれています。
たとえば、どこか貧しい国を旅行しているときに、あなたの財布がなくなったとしよう。財布自体はその後まもなく見つかったが、中身の現金は抜きとられていた。
上記のことがあなたの身に起きたらどう考えるでしょうか?
多くの方は“なんて最悪な日だ”と怒りやショックを感じたり理不尽さを友人やSNSに嘆いたりしませんか。
ただ、そう思っても盗まれたお金が戻ってくる可能性は100%に近いんです。
だからこそ少しでもその思考によるストレスを和らげましょう。
あなたはその出来事を、「お金を盗まれた」と思うだろう。でもそこで、おそらくあなたより苦しい生活を送っているその国の人たちに寄付したのだ、と考えることはできないだろうか?
上記の引用の様に考えたらストレスを軽減させるだけでなく少しだけ自尊心が上がった気がしませんか。
(少なくとも私は単純な人間なので自己肯定感も上がります)
起きたことを変えることは出来ませんが、考え方を自分でコントロールすることは出来ます。
その後の旅行もネガティヴな感情で過ごすより少し自分の価値が上がったとポジティブな感情で楽しむ方が何倍も人生やメンタルを良い状態にできるのではないかと思います。
そこで少し例を出しますので、ネガティヴな面ではなく良い方向で考えてみましょう。
(適当なノートや端切に自分の回答を書いてみると客観視できていいですよ)
1. 今以上に体重増加は望んでいないのに太った
(または逆も然り)
2. 料理の材料をいくつか買い出しに行ったときに複数の材料の中の1つだけがなかった(売り切れていた)
3. デートに向かう途中に知らないお年寄りが困り事があったのか話しかけてきてそれに対応している間に大雨が降ってきて傘の持ち合わせもなく雨宿りを余儀なくされた
4. レジに行列ができている
5. 他部署で問題が起き、対処するために今日の仕事が全然進まない
他にも例をあげれば沢山ありますが、それが日常で起きてしまったときにはその出来事の解釈をいい方向に変えてみましょう。
いい方向に向いた考え方に間違いも正解もありませんが、意識することは自己嫌悪に陥らないことです。
それによるストレスは小さいにも関わらず、思いの外あなたの精神を蝕み、積み重なることでいつかそれを取り戻そうとしても長い年月をかけなければならなくなることは稀ではないかもしれません。
それよりもストレスやイライラに左右される時間を他の有意義なことに使いませんか?
それこそが間違いなく人生を豊かにするはずです。